【ステップガイド】新電力の乗り換えで年2万円節約。40代が陥りやすい失敗を避ける選び方


松田恵美さん(42歳・主婦)は、毎月届く電気代の請求書に不満を感じながらも「電力会社って変えられるの?」という疑問を持ったことすらなかった。地域の大手電力会社から毎月届く請求額は約14,000円。年間168,000円を当たり前のように払い続けていた。

ある日、子どものPTA仲間から「うちは新電力に変えて月2,000円くらい安くなった」と聞いた。調べてみると、電力小売りは2016年に完全自由化されており、誰でも自由に電力会社を選べることを初めて知った。

「8年間も知らなかったなんて……」。松田さんの驚きは、実は日本の家庭の約8割が共有する現実です。新電力への切替率は、いまだに約2割にとどまっています。

電力自由化から8年。まだ8割の家庭が見直していない

村松先生

電力自由化は2016年に始まりましたが、「切り替えの手続きが面倒そう」「本当に安くなるのか不安」「停電リスクが怖い」といった理由で、8割近くの家庭がまだ大手電力会社のままです。でも実は、切り替えは5分で完了し、送電線は共通なので停電リスクも変わりません。

さおり

停電リスクが変わらないんですか?新電力って小さい会社が多いから、何かあったら電気が止まるんじゃないかと心配で……。

村松先生

電気は全て同じ送電線で届くので、どの電力会社と契約しても送られてくる電気の品質は同じです。万が一、契約先の新電力が倒産しても、地域の大手電力会社が自動的にバックアップするので、電気が止まることはありません。これは法律で保証されています。

新電力はどれくらい安くなる?

大手電力 vs 新電力 料金比較(関西エリア・月400kWh使用の場合)
電力会社 月額目安 年間 大手比の削減額
関西電力(従量電灯A) 約14,200円 約170,400円
シン・エナジー(きほんプラン) 約12,600円 約151,200円 -19,200円
Looopでんき 約12,900円 約154,800円 -15,600円
楽天でんき 約13,100円 約157,200円 -13,200円

シン・エナジーが選ばれる理由

1. 基本料金・従量料金ともに安い

シン・エナジーの「きほんプラン」は、大手電力の従量電灯と同じ料金体系でありながら、基本料金・従量料金ともに割安に設定されています。使用量が多い家庭ほど節約効果が大きい構造です。

2. 再エネ比率が高い

環境意識の高い方にとって嬉しいのが、シン・エナジーの電源構成における再生可能エネルギー比率の高さ。「安くて環境にもやさしい」を両立しています。

3. 解約金・違約金なし

多くの新電力サービスでは解約金が発生しませんが、シン・エナジーも解約金なし。「試しに切り替えて、合わなければ戻す」という気軽な利用が可能です。

松田さんの電気代ビフォーアフター

松田さん家(4人家族)の電気代変化
関西電力(従来) シン・エナジー 差額
1月(冬・暖房) 18,200円 16,100円 -2,100円
4月(中間期) 11,500円 10,200円 -1,300円
7月(夏・冷房) 16,800円 14,900円 -1,900円
10月(中間期) 10,800円 9,600円 -1,200円
年間合計 168,000円 148,800円 -19,200円

松田さんは切り替え手続きにかかった時間は約10分。Webで申込み、検針票の情報を入力するだけ。工事もなく、約2週間後には自動的に切り替わった。年間約2万円の節約が、10分の手続きだけで実現しました。

新電力選びで失敗しないための3つのポイント

村松先生

新電力を選ぶ際は3つ確認してください。①解約金の有無(無料が望ましい)、②燃料費調整額の仕組み(独自の場合はリスクあり)、③料金プランが自分の使用パターンに合っているか。この3点を押さえれば、失敗する可能性は低いです。

電力会社の切り替えは、固定費削減の中で最も手軽な方法のひとつです。面倒な手続きは一切なく、使用する電気の品質も変わらない。「変えない理由」がないのに変えていない方は、今すぐシミュレーションだけでもしてみてください。

最終更新日:2026年04月13日

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