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スマホ代って、なんとなく払い続けてしまっていませんか? 「大手キャリアから格安SIMに乗り換えた」という話はよく聞くけれど、実際にどれくらい変わるのか、ピンとこない方も多いはず。
今回は、村松先生とさおりさんの対話を通じて、家族4人が格安SIMに乗り換えた場合の節約額を具体的に計算してみます。
村松先生、うちは家族4人でスマホを持っているんですけど、毎月のスマホ代が結構かかっていて…。夫が「格安SIMにすれば安くなる」って言うんですが、なんか乗り換えって面倒そうで。
さおりさん、それは見直し必須の案件ですね。今、大手3キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)を家族4人で使っていると、平均で月2万5千円〜3万円くらい払っている家庭が多いんですよ。
え、そんなに!?うちも確かに毎月2万8千円前後払ってます…。
それが格安SIMに乗り換えると、月5,000円〜8,000円台に抑えられるケースがほとんどです。年間で計算すると、差額が20万〜25万円になることもある。
大手キャリア4人家族のモデルケース
まず現状を整理してみましょう。夫婦2人+高校生と中学生の子ども2人という、よくある家族構成で試算します。
| 家族 | プラン | 月額料金 |
|---|---|---|
| 夫(40代) | ドコモ ギガホプレミア(60GB) | 7,315円 |
| 妻(40代・さおり) | ドコモ ギガライト(3GB) | 5,665円 |
| 長男(高校生) | ドコモ ギガライト(5GB) | 6,215円 |
| 長女(中学生) | ドコモ ギガライト(3GB) | 5,665円 |
| 合計 | 24,860円/月 | |
年間に換算すると約29万8千円。これが乗り換え後にどう変わるか見てみましょう。
こうして並べると、確かに高いですね…。でも、格安SIMって電波が弱かったり、つながらなかったりしないんですか?
正直に言うと、大手キャリアと全く同じというわけではありません。ただ、日常使いであればほとんどの人が「違いを感じない」と答えています。格安SIMは大手キャリアの回線を借りているので、エリアはほぼ同じなんですよ。
そうなんですか!それなら安心です。どこの格安SIMがいいんでしょう?
主要格安SIM 比較表(2024年最新)
| 会社名 | 回線 | 月額(20GB) | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 楽天モバイル | 楽天独自回線 | 2,178円 | 3GBまで1,078円。無制限でも3,278円。楽天ポイントが貯まる |
| IIJmio | ドコモ/au | 2,000円 | 通話品質が安定。ファミリーシェアプランで家族割あり |
| mineo | ドコモ/au/ソフトバンク | 2,178円 | 3キャリア対応。パケット融通「マイネ王」コミュニティが充実 |
| UQモバイル | au | 2,728円 | auのサブブランド。通信品質が安定している。セット割で割引 |
| Y!mobile | ソフトバンク | 2,915円 | ソフトバンクのサブブランド。家族割引が手厚い |
さおりさん家族のケースで試算してみましょうか。例えばIIJmioに全員乗り換えた場合、夫は20GB、さおりさんと子ども2人は8GBプランで十分だとします。
はい、子どもたちは学校でWi-Fiが使えるので、それほどデータは使わないと思います。
それなら月の合計はこんな感じになります。
IIJmio乗り換え後の試算
| 家族 | プラン | 月額料金 |
|---|---|---|
| 夫 | IIJmio 20GBプラン | 2,000円 |
| 妻(さおり) | IIJmio 8GBプラン | 1,500円 |
| 長男 | IIJmio 8GBプラン | 1,500円 |
| 長女 | IIJmio 4GBプラン | 1,100円 |
| 合計 | 6,100円/月 | |
乗り換え前の24,860円から6,100円へ。差額は月18,760円、年間で225,120円の節約です。
MNP(番号ポータビリティ)の手順
「今の電話番号を変えたくない」という方も安心してください。MNPを使えば、番号そのままで乗り換えられます。
- MNP予約番号を取得する:今のキャリアのWebサイトかショップで申請。即日発行されます。
- 格安SIMを申し込む:MNP予約番号と本人確認書類(免許証など)を用意して申し込み。
- SIMカードが届く:申し込みから3日〜1週間で届きます。
- SIMカードを差し替えて開通手続き:案内に従って設定すれば完了。
思ったより簡単そうですね。でも、子どもが使っているスマホって、格安SIMでも使えるんでしょうか?
SIMロック解除をすれば使えます。2021年10月以降に購入したスマホはSIMフリーが義務化されているので、最近のスマホなら基本的に大丈夫。それより古い端末は、各キャリアのサイトでSIMロック解除の手続きをしてください。無料でできます。
子ども・シニア向けプランの選び方
子ども(中高生)向け
データ使用量が読めない中高生には、使いすぎても速度制限で止まるプランがおすすめ。楽天モバイルなら上限3,278円で使い放題なので、青天井にはなりません。また、IIJmioの「ファミリーシェアプラン」はデータを家族でシェアできるので、使う月・使わない月でムダが出ません。
シニア(60代以上の親御さんなど)向け
通話が多いシニアには、通話定額オプションが充実したUQモバイルやY!mobileが向いています。また、ショップでのサポートが充実している点でも、サブブランドは安心感があります。
義理の両親もドコモなので、一緒に見直してあげようかな。まずは夫を説得するところからですね(笑)
「年間25万円浮く」と言えば、たいていの夫は動きますよ(笑)。ぜひ家族会議で試算を見せてあげてください。
まとめ:乗り換えのポイント
- 大手キャリアの家族4人プランは月2万5千円前後が相場
- 格安SIMに乗り換えると月5,000〜8,000円程度に圧縮できる
- MNPで電話番号はそのまま引き継げる
- 子ども・シニアはデータシェアや通話定額でカバー
- 年間節約額は家庭によって20万〜25万円に達することも